下手くそが頑張るブログ

麻雀とか遊戯王とかポケモンとか

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自己紹介

 初めまして。スティーラーという名前で活動している者です。
 考える系のゲームが好きで、色々とプレイしています(いました)。

 主に遊んでいたのは、始めた順で
  囲碁ポケモン、麻雀、遊戯王カタン
 あたりでしょうか。 

 自分で書くのもなんですが実績も結構ある方だと思っています。

 

実績(一部抜粋)

ポケモン
  ・ポケモンシングルレート最終1位(USUMシングルS14、レート2215)
  ・第2回アローラダブルオフ優勝(7世代GSダブル、2025年開催)

【麻雀】
  ・学生麻雀甲子園2021全国優勝

遊戯王
  ・遊戯王OCG選考会2018出場、東日本ベスト32
  ・第9回熱波亭、第3回熱波亭mini優勝(遊戯王1209ゲートボール)

【その他テーブルゲーム
  ・カタン名人戦3位入賞
  (・日本棋院でのこども囲碁大会入賞)←よく覚えてない

  など

 

 また、学生時代は大学の遊戯王サークル(@WSBN_CARD)の代表をしていて、大会を運営したり公式の生放送やテレビに出たことがあります。

 他にも細かい実績はありますが、抜粋して上記のみ記載しておきます。

 

主要記事

ポケモン

7世代(USUM)

S14最終1位、レート2215

level-eater.hatenablog.jp

↑の構築経緯だけ書いた記事

level-eater.hatenablog.jp

ボスラッシュ

level-eater.hatenablog.jp

S18

level-eater.hatenablog.jp

 

アローラダブルオフ優勝(2025年)

level-eater.hatenablog.jp

 

8世代(SwSh)

ヨロイビギニング最高1754,最終1739

level-eater.hatenablog.jp

 

Global Challenge 2021 Second Winter 最高1770,最終1744

level-eater.hatenablog.jp

 

遊戯王

過去の使用デッキ(MD・OCG・ゲートボール)

level-eater.hatenablog.jp

 

・麻雀

チントン(チンイツ東天紅

level-eater.hatenablog.jp

咲麻雀(カード麻雀)

level-eater.hatenablog.jp

 

その他(雑記)はこちら

雑記 カテゴリーの記事一覧 - 下手くそが頑張るブログ

【優勝】第3回熱波亭miniの構築について【1209ガジェット】

 第9回熱波亭に続き第3回熱波亭miniでも優勝したスティーラーです。

 おそらく後者の優勝者インタビュー動画が公開されているのですが、上手く話せている自信が無かったのでこちらで簡単に「デッキ選択と構築」について書こうと思います。

 それっぽく書いてはいますが、熱波亭もこの第3回mini以前は2回しか参加しておらず、1209環境についてまだまだ知識が浅い点をご了承ください。

www.youtube.com

 

第3回熱波亭mini優勝:ガジェット

 

前提情報

 僕が熱波亭に参加し始めたのが2025/9/27なので、そこから第3回熱波亭miniまでに開かれた大会(第2回miniと第9回)の情報を元に考察しました。
 具体的には以下の4情報。

 

デッキ選択

メタゲームの推測

 上の計4つの決勝トナメ分布や結果を見てください。

 はい、どう見てもヴェルズと水精鱗に勢いがありますね。となると、次に起こりそうなメタゲーム的変化は次の3つです。
 ・ヴェルズが増える
 ・水精鱗が増える
 ・ヴェルズと水精鱗をメタる構築が増える

 さてここで、水精鱗というデッキはメタられると即死するので、過去2回水精鱗で出た僕も今回は流石に水精鱗を諦めました。

 また採用札の観点では、メインは激流葬や奈落といった汎用罠・サイドは群雄割拠や次元系、スカルマイスターを採用した構築が増えるかなと思いました。

 

新デッキに求める条件

 では水精鱗以外でどんなデッキを持ち込むのかという話ですが、先程書いたメタゲーム的な推測からすると以下の4条件を満たすデッキが良いと考えました。
 ・群雄割拠を採用出来る(ヴェルズメタをこれくらいしか知らない)
 ・ソウルドレインや次元系を採用出来る(水精鱗メタ)
 ・ヴェルズと水精鱗へのメタカードが刺さらない
 ・ヴェルズと水精鱗に強くしたビートダウンに強く出られる

 

デッキ選択

 上の条件を満たすデッキは何か。

 

 そう、ガジェットですね。永続を採用出来て、ビートダウンミラーでもクロスとフォートレスの存在が非常に強いとどこかで見た気がします。

 あとブリキクロスガジェが楽しそうでした。

 

 

構築

 知識が無いので、構築に際し以下の2文献を参考にしました。

熱波亭エントランス-入賞デッキレシピ集-(LIMITED環境)
より、にんさん・コモスさんのガジェット

【結果】関東フェスタ(2013/1/19): Duel Entrance -遊戯王大会情報ブログ-
より、みらーふぉーすさん・らふぁすさんのガジェット

 


↑一応自分の構築を再掲しておきます

 

 構築経緯をすべて書いていると冗長だと思うので特徴的と言われた箇所を抜粋して書きます。

 

メインデッキ

ヴェーラー × 2、スターライト・ロード × 1

 ・メタゲーム的な観点で激流葬などの全体除去が増えると推測しスタロを採用
 ・あとはサイドに永続を多く入れたいので、少しでも気兼ねなくガバ伏せ出来るように
 ・ヴェルズや水精鱗対面でヴェーラーが怪しく、またスタロ採用で大嵐の対策が増えていることからヴェーラーを2枚へ(あと個人的にヴェーラー3が好きじゃない)
  ↑ヴェーラーを2枚残したのは、上記文献でいずれも3枚だったのでこれ以上減らす勇気が出なかったため

 

 スタロは一度も発動していませんが、腐って負けた試合も無かったのでよく分かりません。

 

禁じられた聖槍 × 3、攻撃反応 × 0

 ・対ヴェルズ、炎星でダメステに打てることを評価
  ↑と言うか汎用性を落とさずに対ヴェルズで強い魔法罠があまり思い浮かばなかった
 ・汎用罠を採用するデッキが増えそうなのでそれ以外でも腐ることは少なさそう

 聖槍めっちゃ強かったです。特にカエル帝相手に大活躍でした(クロスソウル回避など)。

 

デモチェ × 2、脱出 × 0

 ・脱出が強い対面が分からなかったので脱出を0に(熱波亭はガジェットが少なめな模様)
 ・代わりの枠で強そうなものを探していたところ、上記文献のらふぁすさんのデモチェが強そうだと思ったので採用へ

 

 脱出の方が強い場面もありましたが、色々な場面で無難に使えたのでデモチェの方が好みでした。

 

サイドデッキ

群雄割拠 × 3、ソウルドレイン × 3、マクロコスモス × 2

 ・そもそもこのためにガジェットを選びました。永続でサイク砂塵を釣って代償を通す(もしくはその逆の)立ち回りもあると思います

 

 セイクリッドのことを知らなさ過ぎてin出来ませんでしたが、群雄割拠はセイクリッドにも刺さるようです。
 決勝トナメの対カエル帝では永続の暴力でサイチェン後2勝して逆転勝利しました。

 

A・ジェネクス・ドゥルダーク


 これです。ずっとドゥルクダークだと思ってた

 つまり「クロスでサーチ出来て」「オピオンを破壊出来る」モンスターです。あとレベル4なのでブリキンギョで展開したりランク4の素材になったりも出来ます。

 

 ・ヴェルズメタ。割拠下でもオピオンを突破出来ます。割拠下で一度オピオンを突破すれば相手はもうオピオンを出せません

 

 ヴェルズに当たらなかったので使用回数0

 

ミラーフォース × 2

 ・ヴェルズや水精鱗には刺さりませんがビートダウン相手に入れます。特に語ることは無いです

 

 決勝の対セイクリッドの2本目でライオウ+ユウシ+トレミスにクリーンヒットしました

 

 

 

終わりに

 メタゲーム的な観点で軽く構築について書こうとしたら思ったより長くなっちゃいました。あまり長くてもアレなのでこの辺で。

 熱波亭にはまだ3回しか出ていませんが楽しいので皆さんもやりましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【麻雀,ポケモン,遊戯王など】対戦ゲームは好きだけど対戦することが好きなのではないって話【雑記】


↑たまにはサムネイル用に画像を作ってみました(10分ほどで)
アイコンにも使っているこのキャラ、ずっと使ってるんですが大丈夫でしょうか?

 どうも、スティーラーという名前で活動しているオタクです。

 最近色々あったのでタイトルのような雑記を書こうかなと思って筆を執りました。よかったら軽くでも読んでもらえると嬉しいです。

 

 

1.対戦ゲームは好きだけど

 僕は昔から対戦ゲームが好きで、対戦勢(=対戦での勝利を目標として嗜むプレイヤー)として色々なゲームをやってきました。実績もかなりある方だと思います(自画自賛)。
 ここで実績をもう少し書いてます。トップページ - 下手くそが頑張るブログ


 なお、「色々なゲーム」と表現してはいますが中身は考える系のゲーム*1ばかりです。
 一方でスマブラ・東方・アイワナみたいな反射神経が必要なアクション系は苦手で本当に下手です。FPSもやったことありませんが全く出来る気がしません*2

 

 徒事はさておき、先程自身を「対戦勢」だと表現したものの、僕はいわゆる「対戦勢」とは違うのかなと思っています。

 

 ―ここからはウマぶってゲームごとに分けて下図のように進めます。


 題材にするタイトルが違うだけで言ってることはほぼ同じなので、興味のある所に進んで頂ければと思います(それぞれちょっとずつ内容が違うかもしれませんがおよその趣旨は同じです)。

 ※2-3の遊戯王編だけちょっと内容が分かりづらいかも…?

 

 

2.僕の対戦ゲームの楽しみ方

2-1.麻雀編 2-2.ポケモン編 2-3.遊戯王編(ちょっと分かりづらいかも)

 

2-1.麻雀編

 僕は麻雀が好きです。

 麻雀が好きと言うと普通は「実際に打つのが好き」と捉えられると思いますが、僕の場合は理論を学習したり牌譜を見ながらあーだこーだ議論したりする座学が好きです(勿論打つのも好きですが)。
 雀荘のバイトでも、本走より裏でメンバーと麻雀談義する方が楽しかったです。

 また、僕の興味は基本的に「対戦における期待値や最適解」に向いているので例えば役満のような派手な手が出たりとか三色同刻のようなレア役が出てもあまり興味がないです。
 Mリーグなんかも「麻雀に不誠実」だと思っているので観ていません(具体的に書くと長くなるのでここでは省略します)。

 

 こうやって書くと対戦ゲームとしての麻雀にストイックで麻雀が強いという風にみられる方が出てしまうかもしれませんが、僕は別に麻雀が強くないです

 座学が好きな影響で知識はあるっぽいので強い方々との麻雀談義にある程度入っていけるものの、知識の使いどころが誤っていたりバランス感覚が養われていなかったりして実戦は弱いです。実戦経験不足と言った方が良いでしょうか。

 知人が不相応な程に僕を高く評価してくれがちなのも、普段の麻雀談義で知識のおかげで上手い雰囲気が出ているからなのではないかと捉えています。

 学生麻雀甲子園で優勝したのも、麻雀は運要素が大きいので運が良かったというだけだと思っています(流石に運勝負に持ち込める程度の実力はあって安心)。

 

 

 本題に戻りまして、何が言いたかったかと言うと
「勝ちを目標にしているが対戦そのものよりも理論の勉強などの座学を一番楽しんでいる」
という点で、僕は「いわゆる対戦勢」とは違う「対戦勢」なのかなと思ったりする訳です。

 

 

 でもやっぱりちゃんと実戦でも勝てるようにならなきゃなと思って、たま~に実戦練習で昔からいるコミュニティ(天鳳十段・九段がいて僕には不相応なくらい強い)に教えてもらったりしています。

 僕の実戦の麻雀が強くなる日は来るのでしょうか。

 

 

~余談~

咲-Saki-麻雀 ~リメイク版~ - 下手くそが頑張るブログ

 こんな感じの麻雀の亜種的なゲームを作ったりしています。
 徹底的に対戦ゲームとしての面白さやバランスを追求して面白い内容になっていると思いますので気が向いたらこちらの記事もご覧ください(もしくはやりましょう)。

 

 

2-2.ポケモン

レート1位の構築記事  構築経緯のみ

 僕はポケモン7世代のシングルバトルが好きでした。

 シングルバトルが好きと言うと普通は「実際に対戦するのが好き」と捉えられると思いますが、僕の場合はデータや構築記事を見て分析・考察したり、机上論を考えたりするのが好きでした(勿論対戦自体も好きですが)。

 レート対戦も、自分の机上論が上手くいくかのテストみたいなことをするのがほとんどで、あまりレート値は伸びていませんでした*3

 

 最終1位を取った時にはヤチェガブを筆頭に面白いポケモンが多いと言われることが多かったですが、それらは僕の机上論の中で生まれたポケモン達です。
 上手くいったポケモンもいる裏で、実際は大量の没ポケモンがいます。別名おもちゃ大真面目にリザカグヤに臆病BSブーバーンを入れたりもしました。机上論なんてそんなものです。

 また、僕の興味は基本的に「対戦において強いポケモンや並び・立ち回り」に向いているので、例えば色違いのようなレアポケモンにはあまり興味がないです(色違いの対戦における利点とかの話なら好きです)。
 でもオシャボはなるべくしていました。面倒でなくてかつ対戦で損をしない限りヘビーボールです。

 

 こうやって書くと対戦ゲームとしてのポケモンにストイックでポケモン対戦が強かったという風に見えるかもしれませんが、僕は別にポケモンが強くなかったです

 考察や机上論が好きだったので自分なりの理論を持っていても、レートを上げに注力した経験が乏しく立ち回りが怪しいため実戦は弱かったです

 僕自身が弱かったので実際の強さとは異なる評価をしてしまったことも多いと思います。例えば対面構築が本当に下手だったのでメガリザYの強さは最後まで分かりませんでした。まぁそこは仕方ないということで。

 

 運良くレート2200に到達した時や最終1位が判明した瞬間も、勿論それ自体の喜びも大きかったですが、自分の考察や机上論の精度が良かったという事実が同じくらい嬉しかったです。

 

 本題に戻りまして、何が言いたかったかと言うと
「勝ちを目標にしているが対戦そのものよりも事前の考察や思案を一番楽しんでいる」
という点で、僕は「いわゆる対戦勢」とは違う「対戦勢」なのかなと思ったりする訳です。

 

 

~余談1~

【ダブルオフ優勝】シングル勢がダブルの対戦オフに行ってきました【7世代GSダブル】 - 下手くそが頑張るブログ

 7世代の対戦が好きすぎてダブル素人ながら2025年に7世代GSダブルの対戦オフに参加しました。
 事前に当時の記事を読み漁ったりしたものの、おもちゃを開発出来るだけの知識が無かったので普通の構築(グラゼルネ)で参加しました。

 なんと普通の構築が強すぎて優勝しました。やっぱおもちゃはダメだね。

 


~余談2~
 7世代当時はオニゴーリや催眠ゲンガーはとても嫌われる風潮がありました。運要素があまりにも大きいからです。

 でも当時を知る人なら分かると思いますが、そいつらって普通に強かったんですよね。
 明らかにもっと研究されてもいいスペックなのにその風潮のせいで研究がされなかったイメージです。
 上位勢がゴーリとゲンガーを減らすために政治活動をしていたのかもしれませんが、鉄強の勝率への向き合い方として意外に思ったことがありました。
 勝率を上げるために決められたルールの範囲内であらゆることをするのが対戦勢だと思っていたので。

 その点で、”ピタゴーリ”というオニゴーリ特化構築なんかは素晴らしい開拓だったと個人的に思っています。当たりたくないけど。

 なお趣旨から外れるので、”型共有はOKか”などの怪しい話題には触れません。

 

 

2-3.遊戯王編(ちょっと分かりづらいかも)

過去の使用デッキ一覧(MD・OCG・ゲートボール)

 僕は遊戯王という対戦ゲームが好きです(でした)*4

 ちなみに、僕はカードゲームとしての遊戯王が好きなだけなので遊戯王のアニメ・漫画は全く分かりません。それで選考会に行ける程度に嗜んでいたのは珍しい…ですかね?
 加えてデュエマやシャドバなどの他カードゲームも全く分かりません。

 ※以下、「遊戯王」と書いたら対戦ゲームとしての遊戯王を指します

 

 遊戯王が好きと言うと普通は「勝ちを目指して対戦するのが好き」と捉えられると思いますが、僕の場合は結構新たなカードやプランを考える方が好きです(当然対戦自体やメジャーな構築で勝ちを狙うのも好きですが)。
 別名おもちゃ工場。

 

 変な構築をよく使いますが、これは自分の中ではちゃんと考えた上で勝つ為の手段として大真面目にやっており、強いと思って変なカードやプランを使っています
 遊戯王は対戦ゲームで勝つのは偉いし勝てた方が楽しいと考えているのでそこはちゃんとしています。

 

 でもダメなカードやプランを持ち込んでしまった時はしっかり咎められています(上記デッキ一覧の寒波亭(1103ゲートボール)での使用構築が顕著)。

 当時の僕は大真面目にフロントラインガジェがやれると思いながら使っていましたし、このプランは厳しいと考え直したらちゃんと手を引いています。
 勝てるプランだと思って持ち込んだだけなので勝てないと分かっても使い続けるようなことはしないです。
 友達がいないので事前にテストしてから持ち込むことが出来ないんですよね…

 熱波亭で優勝した構築も「ジェネクス無しの海皇水精鱗だってやれそうじゃね?」という発想のテストの側面が強かったです(勿論ちゃんと強いと思ったプランを持って参加しました)。
 この時は運良くプランや試合展開が噛み合い優勝しました。おもちゃで終わる時もあるけどこうやって上手くいく時もあるもんです。

 

 一方、OCGをやっていた時は「変なカードやプランはテストしたり意見を聞いたりして強かったら持ち込む」ようにしていたので大会であまり変なカードは使っていません。
 当時はリアルでカードをやる仲間がいたので。友達って大事ですね。

 一覧の方も最終的に使ったデッキを載せているので、OCGの使用デッキは普通の構築がほとんどだと思います。結局普通の構築に収束するんだなって。

 こちらも、対戦自体よりも色々思案している時の方が楽しかったと記憶しています。

 

 

 さて本題に戻りまして、何が言いたかったかと言うと
「勝ちを目標にしているが対戦そのものよりも事前の考察や思案を一番楽しんでいる」
という点で、僕は「いわゆる対戦勢」とは違う「対戦勢」なのかなと思ったりする訳です。

 

 この話、遊戯王自体が構築する楽しさがある前提で広まっている気がするので中々言語化が難しくて困っています。

 もし分かりづらかったら麻雀かポケモンの方を読んでもらった方がいいかもしれません。ごめんなさい。

 

 

~余談~
 ゲートボールプレイヤーは同じカードをずっと使い続けられるのでカードの見た目にこだわる方が多いですが、僕はほぼこだわっていません。言語も利便性と時間切れ回避の観点*5から僕は日本語一択です。
 でもカードの見た目でモチベが上がるという話も分かるので好みだと思います。

 

 

3.まとめ : 対戦勢にも色々いるって話

 「対戦勢」とは対戦ゲームにその人が考える勝利への最適解を持って参加している人だと考えているのですが、その「対戦勢」にも色々いるというお話でした。

 

 なぜこの話を書こうかと思ったかというと、僕が「対戦が一番好きな対戦勢」として見られ、ちょっと違うんだよなと思うことが多かったからです。(ということにしておいてください)

 

 だから何という訳ではないですが、「対戦勢」の方もそうでない方も頭の片隅にでも留めて頂いて、「対戦勢」という生き物への理解の手助けにしてもらえたら嬉しいです。

 

 

 それでは。

 

 

 

 

 

 

 

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*1:いい表現が思い浮かばないので代案があったらどなたか教えてください

*2:と言うか出来る気がしないからやってない

*3:高レート帯ほどテストの精度が上がるのでなるべく上げるようにはしましたが、そこまで頑張ってはいませんでした

*4:今はほぼゲートボールしかやってません。MDもランク上げをサボってます

*5:テキスト確認に時間がかかるリスクがあり、時限両負けが浸透した昨今では不利と考えます

【ダブルオフ優勝】シングル勢がダブルの対戦オフに行ってきました【7世代GSダブル】

 超久しぶりにポケモンの記事を書きます、スティーラーです。

 ここ数年ポケモンに触れていませんでしたが、2025/8/30に池袋で行われた7世代GSダブルの対戦オフに行ってきました。

2025/08/30 第2回アローラダブルオフ(VGC2019/7世代GS)開催(東京都豊島区) - カルフールのポケモン徒然日記

↑これです

 この記事はそこで使った構築等のメモになります。

 なお、7世代はUSUMシングルレートで最終1位の経験がありますがダブルはほぼエアプです。

 

使用構築

 

ゼルネアス@パワフルハーブ(フェアリーオーラ)ムーンフォースマジカルシャイン/ジオコントロール/まもるゲンシグラードン@べにいろのたま(おわりのだいち)ふんか/だいちのちから/だんがいのつるぎ/まもるボーマンダボーマンダナイト(いかく)すてみタックルりゅうせいぐん/おいかぜ/まもるガオガエンガオガエンZ(いかく)フレアドライブ/DDラリアット/とんぼがえり/ねこだましカプ・レヒレ@ウイのみ(ミストメイカー)こごえるかぜ/しぜんのいかり/いやしのはどう/ひかりのかべナットレイ@フィラのみ(てつのトゲ)ジャイロボール/パワーウィップやどりぎのタネ/まもるぽけっとふぁんくしょん!

 

 

なぜ元シングル勢がダブルのオフへ?

 「7世代の対戦がやりたかったから」です。

 ただダブルはほぼ何も分からないですし、元シングル勢故に禁伝を持っていなかったので優しい運営さんからゼルネアスを借りたり*1もしました。なんなら実家から回収した3DSがボロすぎて3DSも借りました。ありがとうございました。

 

構築経緯

 よく分からないのでまずは色々調べたところ、
 ・禁伝はオーガ、グラ、レック、ゼルネのパワーが高い
 ・(レックを使わない場合)メガ枠はマンダが強そう
 ・ガエンは採用し得(使いこなすのは鬼難しそう)
 ・カプ枠(レヒレ、コケコ、テテフ)は必須*2
 ・ゼルネ対策は必須

 という印象を受けました。

1.禁伝の選定

 上記4体(オーガ、グラ、レック、ゼルネ)から2種類選ぶことにして、カイオーガはプレイが難しそうだったのでナシ、グラレックは並びとして弱そうなのでナシ。

 残りはゼルネレックorグラゼルネですが、ゼルネレックを考えてもいい感じの並びを作れなかった(主に鋼が重い)ためナシに。

 よってグラードンゼルネアス。GSダブルの中でもシンプルにパワーが高い並びらしく、初心者が使うにはちょうど良いと思います。あらゆる所から対策が飛んでくるらしい(しかも対策を見抜ける知識が無い)のが怖いですが。

 

2.メガ枠の選定

 グラゼルネマンダの並びが強いらしいので単体性能の高さもあってボーマンダに決定です。2メガは選出が窮屈そうなのでしないつもりでした。

 ※2メガにして選出を「禁伝×2+メガ+その他」とすれば選出が楽かもという発想もありました

 

3.取り巻きの選定

 ガオガエンは確定。カプ枠はグラマンダガエンとサイクルを回しつつ場を作っていけそうなカプ・レヒレに決定。

 最後はゼルネ対策枠で、オーガに薄いようにも見えたのでナットレイにしました。

 ゼルネアス,グラードン,ボーマンダ,ガオガエン,カプ・レヒレ,ナットレイで完成!

 この6体を決めてから技や調整を考えていきました。
 シングルでは個体毎に調整していたので、構築単位で調整を考えたのは初めてかもしれません。*3

 有識者によるとこの並びはテンプレらしいです。良かった。

 ただサイクルしたかったものの、伝説がいる中で初心者がサイクルを回せるはずもなくほとんど「レヒレやガエンで場を作ってグラードンで殴る」をしてました。

 

4.構築時に気を付けたこと

 初心者が運用するにあたり以下の2点は強く意識しました。
・シンプルに強くメジャーなポケモン、技、持ち物で並びを作る
・強力な枠(禁伝×2とメガ枠)は攻めに優れたポケモンにする

 

 

個体解説

ゼルネアス

 

ゼルネアス@パワフルハーブ(フェアリーオーラ・ひかえめ)230(228)-×( )-121(44)-190(172)-119(4)-127(60)ムーンフォースマジカルシャイン/ジオコントロール/まもるぽけっとふぁんくしょん!

調整
   C:”控え目グラの大地耐えのグラ”を+2ムンフォで確2
 HB:陽気レック@鉢巻のガリョウ耐え、A232グラのWだんがい2耐え
   S:×1.5でマンダ抜き
 D:余り(C221雨Wこんげん1.5耐え程度)

 

 禁伝1。耐久振りゼルネ。エースとしてグラードンや鋼を強引に押し切ってやろうと考えた結果性格が控え目になったので耐久振りの配分になりました。

 技はこれ以外あり得ないらしいので素直に従いました。シングル勢なのでフェアリー技のどちらかを変えたくなりましたがそういうものらしいです。まぁシャインは一度も使いませんでしたが*4

 構築段階では取り巻きで障壁を取り除いたり場を整えたりしてゼルネアスを通す予定でしたが、実際はエース運用は1度もありませんでした。なんで…

選出回数:7/7

 

グラードン

調整
   C:特化
   S:×1.5でマンダ抜き抜き(ゼルネとの同速を回避)
 他:余り(陽気メガレックの滝登りを耐え程度)

 

 禁伝2。特殊グラ。ゼルネが苦手な相手を確実に倒したいので安定してダメージを与えられる特殊型がテンプレらしいとどこかで見ました。

 臆病CSがメジャーらしいですが、記事を見ていて最速にするメリットがよく分からなかったのと、レヒレよりも遅くしたかったためSを落として耐久に回しました(レヒレの項で記述)。

 「ゼルネが苦手な相手を…」と書きましたが、噴火が強すぎて7試合中5試合は噴火で勝ちました。

選出回数:7/7

 

ボーマンダ

 

メガボーマンダボーマンダナイト(スカイスキン・せっかち)170(0)-191(204)-135(0)-147(52)-110(0)-189(252)すてみタックルりゅうせいぐん/おいかぜ/まもるぽけっとふぁんくしょん!

調整
   S:最速(ミラーで負けたくないため)
   C:H4メガレックをりゅうせいぐんで確1
   A:余り(無振りグラが捨て身2回で両方最低乱数でなければ倒せる程度)

 

 メガ枠。グラゼルネで重めなレック、マンダに強そうなメテオマンダです。調整や技はメテオマンダのテンプレ(らしい)。

 性格がせっかちなのがシングル勢的には気持ち悪かったですが、確かにダブルだとこの方が良さそうだと納得しました(シングルとダブルで特殊技の被弾頻度が大差)。ただせっかちマンダなんて持っていないので孵化して育成しました。

 1回しか選出してない上に出した試合は負けでした。

選出回数:1/7

 

ガオガエン

 

ガオガエンガオガエンZ(いかく・いじっぱり)202(252)-156(52)-117(52)-×( )-128(140)-82(12)フレアドライブ/DDラリアット/とんぼがえり/ねこだましぽけっとふぁんくしょん!

調整
   A:Zで243-130ルナアーラ*5確1
   H:特化。2nにすることで自然の怒りを受けても木の実の可能性を残す
   S:追い風で最速ルナアーラ抜き、最遅90族(S85)より遅い
     D:臆病コケコのEF10万ボルトZ耐え、C特化グラの大地が18%乱1
   B:余り(陽気レック@珠のガリョウで12%乱1)

 

 ガエン枠。木の実でなくZを持った理由は3つです。
 1.他にZを持てそうなのがいなくて勿体なかった
 2.選出を考えた時に禁伝がオーガグラレックゼルネのみの相手にはガエンを出さなさそうで、その他の禁伝(特にルナ、ネクロ)が来た時に刺さりそうだと思った
 3.プレイが難しそうなので少しでも置物になるのを避けたい

 また「ガエンは裏にいるのが一番強い」と昔聞きましたが、難しそうだったので盤面にいる時の強さを出すために火力を高めにしました。

 ガオガエンってすごい人が使うとすごい活躍しそうですごい(語彙力×)。
 僕は盤面にガエンが残るのが嫌でとんぼばかり打っていました。うーん難しい。

選出回数:5/7(オーガグラレックゼルネのみとの対戦が1回だけでした*6

 

カプ・レヒレ

 

カプ・レヒレ@ウイのみ(ミストメイカー・おだやか)176(244)-×( )-135(0)-115(0)-176(76)-129(188)こごえるかぜ/しぜんのいかり/いやしのはどう/ひかりのかべぽけっとふぁんくしょん!

調整
   H:木の実なので177-1
   D:C184までのジオコンムンフォ耐え、C187で6%乱1。
   S:×1.5でマンダより速くしつつ自分のグラとゼルネ抜き

 カプ枠。GSルールのレヒレにしては速め(?)。

 トリル対策としてターンを枯らすつもりだったのでひかりのかべを採用しています。ゼルネ対策の黒い霧も考えましたが
 ・自分のこごかぜや威嚇との相性が悪い
 ・逆に相手の威嚇はそこまで重くなさそう
 ・レヒレがDを下げてSを上げた都合でゼルネ対策としても怪しい
ことから不採用としました。置物回避もしぜんのいかりと凍える風で十分と判断。

 黒い霧が欲しい場面はありませんでしたが、光の壁も使っていません。残HP僅かの相手を倒せるようにムンフォが良かったかも?

選出回数:5/7

 

【素早さ調整の話】

 本当はグラがS135、レヒレがS114の予定だったのですが、行動順を
 ・しぜんのいかり→横の攻撃
 ・いやしのはどう→ふんか
にするためにレヒレとグラの調整を変えました。レヒレの耐久をこれ以上削れないのでグラードンの素早さがこれが限界…なのですが、ちょっとグラードンの素早さが心もとなくなってしまいました。
 (一応グラレヒレの両方が凍える風をもらった場合も素早さ順を保てています)

 このためだけにグラを遅くしてレヒレの耐久を削ったのが良かったのかはよく分かりません。素早さ21の差を逆転させると結構配分変わりますからね。
 結果論では「しぜんのいかり→噴火」や「いやしのはどう→噴火」でグラードンを通す試合が頻発したので正解でした。 

 構築内でS順を調整するのはダブル勢からすると当たり前らしいですね。シングルだと考えません。*7

 

ナットレイ

 

ナットレイ@フィラのみ(てつのトゲ・なまいき)180(244)-119(36)-156(36)-×( )-176(188)-22(0)ジャイロボール/パワーウィップやどりぎのタネ/まもるぽけっとふぁんくしょん!

※S個体値0

調整
   H:木の実なので181-1
   B:陽気レック@鉢巻のガリョウ耐え
   D:C190までのジオコンムンフォ2耐え(2連最高乱数を除く)
   A:余り(A-1時にジャイロで230-121ゼルネを98.4%乱2程度)

 ゼルネに強い枠。あとオーガにも強いです。

 火力に不安があり置物化しそうでしたが、耐久をこれ以上削るのも不安だったのでこの方がマシかなと思ってHDベースにしています。

 HD宿り木鋼はシングルでも愛用していた*8ポケモンではありますがこのルールだと絶対別物だろうとは思っていました。だから持ち物も残飯ではなく木の実。

 「禁伝ばかりのルールで宿り木なんて打つ暇無いんだけど」と言っていたらお互いラス1のナットvsツンデ対面をやどまもで詰ませた試合があったので良かったです。

選出回数:3/7

 

 

 

対戦レポート

 ネット対戦も出来ないので、素人の机上論のままぶっつけ本番で試合に臨みました。あと事前にまとめてた自分の構築・PGLデータ・仕様などのメモを家に忘れました。大丈夫でしょうか。

 

予選・本戦のシステム

 対戦参加者19人が5-5-5-4人のブロックに分かれて、各ブロック2人抜けの8人でトナメです。*9

 予選も抜けられるわけがないと思いながら参加していたので、抜け率よりもいっぱい対戦出来る5人ブロックがいいと思っていたら5人ブロックを引きました。

 あとイキリオタクなので自己紹介でシングルレート1位のアピールは忘れないです。(一応空き時間のシングル募集をしやすくなるという意図がありました)

 

 以降、シングル勢からすると初ダブルは情報量が多すぎてメモも記憶もしきれなかったので内容薄いかもしれないですし、ウソも混ざっているかもしれません。ごめんなさい。

 

予選1回戦 オーガレック ×

+ガオガエン、ゲンガー、テッカグヤ、カプ・コケコ

選出:マンダ,ナット+グラ,ゼルネ vs オーガ,ゲンガー+レック,?

 オーガレック対面でレック守る+オーガ冷Bが嫌でマンダで様子見の守るをしたら追い風飛んできて負けました。なんのためのりゅうせいぐんだと。

 知識不足なのかプレミなのか已む無しなのか分かりませんが、初戦負けでも「負けて元々」のスタンスで参加していたのでちょっと残念なくらいでした。

 

予選2回戦 イベルオーガ 〇

+ガオガエンライボルトナットレイマッギョ

選出:グラ,ガエン+ゼルネ,レヒレ vs イベル,マッギョ+オーガ,ナット

 ダブルのマッギョ…何してくるんですか?特性は静電気と柔軟となんだっけ?*10

 よく分かりませんが「レックウザがいないのにオーガを初手投げするとグラ後投げがきつすぎるから初手オーガはあり得ない」と思うんですよね。なので初手グラガエン。

 色々あって最後はお相手がラス2になった所にグラードン後投げして勝ちました。

 初勝利!全敗も覚悟してたので嬉しかったです。

 

予選3回戦 イベルグラ 〇

+ボーマンダカプ・レヒレウツロイドデデンネ

選出:グラ,レヒレ+ゼルネ,ガエン vs グラ,イベル+マンダ,ウツロ

 初手からイベルタルの飛行Zが飛んできてびっくりしましたが、レヒレが耐えて凍える風出来たので次ターンにしぜんのいかり→噴火をして勝ちました。素早さ調整をしておいて良かったです。

 なんか予選抜けが見えてちょっとドキドキしてました。

 

予選4回戦 グラミュウツー(Y) 〇

+ガオガエンカプ・テテフ、ピッピ、クロバット

選出:グラ,レヒレ+ゼルネ,ガエン vs テテフ,ミュウツーY+クロバ,グラ

 勝つと予選1位抜け、負けると敗退の1戦。
 パッと見グラレヒレが通りそうだったので、素直にレヒレでサポートしながらグラで噴火押してました。あとはガエンも強かったです。この日唯一のいやしのはどうが噴火と合わせてとても強かったので本当にS順を調整しておいて良かったです。

 

 なんと予選3-1で1位抜け

 

準々決勝 イベルオーガ 〇

+カポエラー、ゲンガー、カプ・コケコ、ツンデツンデ

選出:グラ,レヒレ+ゼルネ,ナット vs ゲンガー,ツンデ+カポ,オーガ

 身代わりゲンガーにこごかぜを咎められたり脱出カポを絡めて早々にグラがオーガに倒されたりして”ダブル勢つっよ”とただただ関心させられました。

 脱出カポや身代わりゲンガーが見えたので滅びを警戒し続けていましたが、中々歌われない&滅びあったらもう負けだと思ったので途中から滅びを切ってナットで詰める方針に。

 結局歌われなかったので最後ナットvsカポ+ツンデになり、トリル中だったのでカポを上から(命中85%でお祈りしながら)落としツンデにやどまもして勝ちました。鋼タイプのやどまも、シングルでやってました。

 

準決勝 グラネクロ(日) 〇

+ボーマンダ、ガルーラ、カプ・テテフドーブル

選出:レヒレ,ガエン+グラ,ゼルネ vs ネクロ,ガル+テテフ,グラ

 いかくを入れたガルーラを舐めてゼルネでジオコンしたらガルーラの吠えるで飛んでいきました。

 最後はお相手のグラードンがS127より低いと決め打ちして大地+ムンフォを通すプランを取り勝ちました。あまり早いグラードンに見えない…でいいんですよね?

 なんと決勝戦

 

 

決勝 ルナゼルネ 〇

↑ちなみにナツメロム、レート1位を取った豪運ロムです

 

www.youtube.com

↑決勝戦の動画が「PKマスタの隠れ家」チャンネルに載っているので引用します(許可済)

 

 こちらの動画をご覧ください。

 声が入ってしまいましたが、見せてない裏はナットレイです。

 

 なんとトータル6-1で優勝!

 

 

終わりに

 ほぼ初のダブル、楽しかったです。そもそも7世代が楽しすぎます。空調トラブルなど色々大変だった運営さんや素人相手に対戦してくださった皆さんありがとうございました。 

 あとシングルも出来て嬉しかったです。久しぶりすぎてプレイやばかったですが

 機会があったらまた出てもいいかもと思っています。

 質問や誤りの指摘等あればコメントください。それでは。

 

 

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*1:なぜかグラードンは持っていた

*2:シングルでもブルルだけ数段パワーが下だった印象

*3:自分が「とりあえず色々育成してそこからとってくる」スタンスだったせいかもしれない

*4:ダメージ感覚が無いのでシャインで倒せるか分からなくてムンフォで殴り続けていた

*5:WCS2019優勝ルナアーラ。原案はナモの実持ちだが、調整だけ真似している人もいるかなと思って

*6:選出しなかったあと1回は対イベルオーガ

*7:構築内であえて同速にすることで相手との素早さ関係が分かりやすくなるという小テクはある。ただやったことない

*8:シングルで1位を取った構築もHDテッカグヤが軸

*9:実際は1名休みが出て5-5-4-4

*10:答え:砂隠れ

【3位】第二回ソルチャ杯(遊戯王1910ゲートボール)に行ってきました【閃刀姫】

 こんにちは、スティーラーです。

 昨日(2025/7/27)に中野で行われた遊戯王2019年10月環境ゲートボールに行ってきました。 第二回ソルチャ杯←これね

 この記事はその参加レポになります。かなりラフに書きます。

※主観や個人の意見が入りまくりです
※他の方を批判する意図は全く無いですが、不快に思われたらごめんなさい 

 

1910ってどんな環境?

 ゲートボールとして開かれるだけあって群雄割拠した環境のようです(伝聞)。主催のみりんちょさんによると

S:オルフェゴール、転生炎獣
A:オルターガイスト、サンダードラゴン、エンディミオン、閃刀姫
B:未開域、ドラゴンリンク、SPYRAL

 ってな感じのようです(伝聞)。その時の僕はあまり遊戯王に触っていなかったのでアレですが1901辺りから似た感じなんじゃないですかね。

 結構やり取り出来そうな環境で良き。

 それにゲートボールですからね。現代のスピード感に疲れたor昔を懐かしむ「会話」をしに来たジジィが集まっているんですからみんなやり取りしてくれるでしょう。

 当日の分布はこちら↓

*1

 余談ですが、魔鍾洞、王宮の勅命、虚無空間といったカードが使えます。*2勅命はクソ。

 

 

構築経緯

 昔自分で書いた記事が残っていたので参考にしました。そのため内容が似てる箇所が多いと思います。
 記録って残しておくもんですね。

 

1.デッキ選定

 閃刀姫です。他のデッキは全然回せませんが、閃刀姫だけは2018年の選考会で使ったのでまだ回せる方でしょうという願望。
 あとはせっかくのゲートボールなので回したいデッキを回したいです。会話出来るのもgood。ただ会話しすぎて予選4回戦中2回ETに入りました。*3

 

2.使用構築

構築要点

 ・魔法(特に閃刀カード)マシマシで自分のやりたいことをやる
 ・強貪のような長期戦で弱いカードは抜く
 ・第1回で多かったサンドラをちょっと強く意識
 ・エリアゼロは3、ハーキュリーも採用*4
 ・エンディミオンは切る

 エンディミオンって対策しても勝率が5%から6%とかになるだけなので対策するだけ無駄なんですよね(フラグ)。

 

対戦レポート

予選1回戦 オルフェ後 〇×〇

・1本目

 後攻スタート。初手誘発なしに相手ハリファイバースタート*5でアポロウーサからのオルフェ展開。

 こちら手札にレイ+ロゼで閃刀姫なのにウーサが重いという謎事態。が、なんとか盤面を返して会話に持ち込んで勝ち。

 どうもリンクの向きでプレミがあったらしい(ディンギルスをマーカーの先に出さなきゃいけないのを失念していた模様)。現代とルールが違いますからね。これもゲートボール。

 ちなみに僕はオルフェ対面どこにモンスター出すのか忘れて普通に右端に出してました。これもゲートボール下手くそ。

 

・2本目

 また誘発なし。プライム+トロイメアスタートで展開されて、なんとか返そうとあがくも普通に負けました。
 「会話」が弾みすぎて2本目の途中でETに入ります。

 

・3本目

 後攻を選択。*6閃刀姫なので。
 初手誘発クロウ1枚のみと貧弱もお相手何もせずエンド。

 自ターンでレイ召喚から3000LP削って墓地3イーグル構えて勝ち。*7

 お相手事故ってたらしい。昔のデッキは現代ほどの安定感がないですからね。これもゲートボール。

 

予選2回戦 エンディミオン後 ××

 1回戦で隣で試合してた人とマッチング。確か使用デッキは・・・
エンディミオン】だ!

???

 相手のバトルフェイズに入ると4ぬゲーム。勝てるわけねぇだろ。

 いやむしろ、サイコロ負けと手札にエリアゼロが3枚来る下振れをここで消費出来たので実質僕の勝ちです。

 

予選3回戦 オルフェ後 ×〇〇

 ここまで全部サイコロ負け。細い。

 

・1本目

 初手誘発なし。レイも欠勤。初動引けずそのままLP持ってかれて負け。
 昔のデッキは現代ほどの安定感が(以下略)

 

・2本目、3本目

 普通に会話しました。3本目途中からETでした。

 

予選4回戦 エンディミオンセフィラ先 〇〇

 エンディミオン当たりすぎじゃね???純じゃないならいけるか???
 なおセフィラ相手は閃刀姫が微有利です(諸説)。*8

 とりあえず今日初のサイコロ勝ち。これはデカい。

 

・1本目

 初手誘発なし。でも先攻ならOKです。

 妨害がウィドウだけだったので返しでケア展開からラドンを通されるも、展開が微妙だったので1ターン目で蓄えたリソースでマウント取り返して勝ち。初手がエンディミオン無いしオトシヤ素引きするしでかなり弱かったらしい。

 ガイザー効果でブラフセットのハーキュリー抜かせてウィドウを守りつつ墓地のカガリを回収出来たのはあまりにも強かった。ハーキュリー is GOD.

 

・2本目

 お相手サーヴァント+神意の超強初動。え、やばくね?
 祈りながらグラマトン効果処理後にG。これが通る。お相手シウゴ+フウシをペンデュラムして罠構えてターン渡される。

 返しでマルチロールに九支打たせて副葬からパンクラをリクルートして神撃抜いて羽根+クロウ(神意除外)でスケールを剥がしてターンを返す。お相手の手札はシウゴでサーチした神意だけ。*9

 返しのトップおろ埋に2枚目のクロウ当てて勝ち。

 流石にツキすぎでした。

 

予選3-1でトナメ進出(3勝以上の4人が進出)

決勝トナ分布
 閃刀姫1、オルターガイスト1、SPYRAL1、エンディミオン1

 各対面の勝率は多分これくらい
  対オルター:60%
  対SPYRAL:35%
  対エンディミオン:5%

頼むエンディミオン引くなエンディミオン引くなエンディミオン引くな

 

 

 

決勝トナメ1回戦 エンディミオン先(再戦) ××

 サイコロ勝った瞬間がピークでした。

 

 

 隣は当然オルターvsスパイですが、スパイ超有利みたいな話をどこかで聞いた気がします。と言うことは…

 

決勝トナメ2回戦 オルターガイスト後 〇ーー

 圧倒的会話・・・!!!勅命はクソ(定期)

 

・1本目

 お相手事故ったようでシルキタス召喚エンド。
 だがこちらもレイ欠勤の事故。ロゼ召喚からクンティエリをケアしてシズクエンド。メイン終了時ヴェーラー。

 こんな感じでグダった試合になるも、精神操作で奪ったシルキタス対象にエリアゼロ発動したらエンゲージ捲れてお祭り。ハーキュリーでカガリ回収したりパワーで圧殺。
 メイン戦は勅命さえ無ければ閃刀姫が有利だと思います。

 

 ここでお相手ライブの時間が迫っておりサレ。しのぶさん何しに来たん???
 でも予選全勝は流石だと思いました。まぁ勝ちならいいかー

 

結果3位

分布1のエンディミオン(優勝者)以外には全部勝てたので良かったです。

 商品券は1103のカードに使いました*10。古のカードの品揃えが良かったので助かりました。

 

 

終わりに

 久しぶりに大会で入賞しましたがこうやって掲載されるのは嬉しいですね。
 閃刀姫で会話するの楽しすぎです。またやりたいです。
 ジジィなのでそれまでは1103やってると思います。

 

 

 

余談(第1回ソルチャ杯)

 実は閃刀姫で参加してました(レシピ違)。1-3で予選落ちでした。勅命嫌いです。

 

 

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*1:オルフェは一応会話するデッキと見なした

*2:いずれも制限

*3:うち1回は2本目でETへ。意図的な遅延はしてない

*4:趣味枠だが決して弱くはない

*5:手札からデストルドー

*6:決め直しナシルール

*7:「副葬(メタル墓地)→エンゲージ,チェーンサイクロン(対象エンゲージ)でイーグルサーチ+1ドロー→墓地メタル効果」。これで墓地魔法3。クロウケアでメタル効果破棄も視野

*8:閃刀姫側は妨害を1枚1枚剥がせるし、マルチロールもマストカウンターになる。一方墓地の神意込みでスケールを剝がすのが難しかったりシズクのリンクの向きのせいでペンデュラムがきつい

*9:何があったかは忘れました

*10:自由解放,スキル・サクセサー,混沌の落とし穴など

マスターデュエルから事実上引退しようと思います

執筆:2025/6/16 (ランク戦シーズン42中期)

 

初めに

 こんにちは。スティーラーです。
 表題の通りの報告です。

 ここからは今後の方針と引退の理由について書きます。

 

今後の方針(及びこれまでのやり方概要)

これまで

 要点:石をなるべく集めることを意識

 ・ランク戦を最高ランク到達までやる(S41まで全期最高ランク)
 ・デイリー及びイベント報酬は全回収
 ・試合報酬も毎日ある程度回収(35石くらい?)

今後

 要点:MDの時間を減らして、簡単な石だけ回収していこうという方針。

 ・デイリー及びイベントミッション報酬は"なるべく"回収
 ・試合報酬にはこだわらない
 ・ランク戦はノルマ無し
 →7/23追記
 ランク戦は報酬効率の都合で、ダイヤ1まで上げてマスター帯には昇格しないように進めようと思います。
備考:ダイヤ4~マスター1の報酬合計:1900
   ダイヤ4~マスター2の報酬合計:1700
   プラチナ4~ダイヤ1の報酬合計:1700
  ゴールド4~プラチナ1の報酬合計:1250
 

引退理由

 理由は大きく3つあります。

1.MD以外に使える時間を確保したい

 最近MDよりも優先してやりたいことが増えたというのと、やっぱりフルタイムで働いていると自由に使える時間が限られてしまうなと。
 また半年ほど前に遊戯王1103ゲートボールを始めたので、少なくともMDよりは1103を嗜みたいと思っています(理由2参照)。

2.最近の遊戯王のゲーム性をあまり楽しいと感じられなくなった

 これは最近先攻優位が顕著すぎる気がするのと、急激なインフレで展開偏重のゲーム性になったからです。

 前者に関しては今はデモンスミスが存在するせいかもしれませんが、それでも「運営がこういったカードを規制する気がない」という風に見ると、今後も同じようなことが起こり続けるのかと思ってしまいます。

 後者については私がリソースゲームが好きで遊戯王をやっていたところがあり、今の「展開が通るか」「展開を返せるか」なゲームは別に好きではないです。

 余談ですが1103はリソースゲームの側面が強く私が結構好きなゲームです。

3.シンプルに勝てなくなった

 そのままの意味です。1年前は適当にやってもすんなり最高ランクまで行けていましたが、最近は結構苦戦しています。またDCも気まぐれで合計6時間くらいやれば銅アイコンは取れていましたが最近はそれも苦戦しています。なんなら諦めたりもしています。
 理由としては①モチベーションの低下 ②最新の情報を仕入れていない ③展開偏重で自分の苦手なゲームになってきた あたりかなと思っています。頑張れば改善して勝てるようになるかとは思いますが頑張る気が起きません。

 運だけで選考会に行ったことがありますがその運も尽きました。これでも昔選考会に行ったのでプレイや知識はある程度備えていたと思いますが、そのストックが通用する期間はもう終わりました。

選考会で使ったデッキはこちら

 あと大事なことなのですが「遊戯王は対戦ゲームなので勝てないと面白くないです

 

終わりに

 やるなら真面目にやりたいと思っているのでこのままモチベーションが下がってログインすらしなくなりそう・・・

 

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7世代S14の使用構築(最終1位)の構築経緯

2024/6/22

概要

 こんにちは、スティーラーです。
 部屋を片付けていたら昔作ったポケモン第7世代の考察メモ的な紙束が出てきたので構築経緯を備忘録としてここに残しておくことにしました。ちょうど似た趣旨の謎の下書きがあったので、それを参照しつつ書き換えることでまとめていきます。
 ただ不完全な部分を記憶で補ったりするので誤りも多いかもしれません。悪しからず。
 あと結構細かく書いたのでとても長いです。これでもだいぶ削っています。

 また7世代S14の構築に関連した話なので、そちらと合わせて読むことを前提としてまとめます。

 

プレイや構築の傾向

構築を組み始めるまでの取り組み

 まず前提として、僕はポケモン対戦で「実際に対戦を行う」よりも「分析したり机上論を考える」方が好きでそちらをメインとして遊んでいました。具体的には
 記事を読んだりPGLの統計を見たりする
 ↓
 環境の傾向を考えたり、その上で机上論を考えたりする
 ↓
 たまにその机上論を実践する
といった感じです。その過程で机上論が生んだ謎個体も数多くボックスに置かれました。例えばDS振りヤチェガブもその謎個体の一部です。

 そしてS14の時に、せっかくだから初2000を目指してみるかとなりました。*1

プレイの傾向

 もちろんレートを上げるにあたって環境の分析は大事ですが、「自分特有の傾向」の分析も大事だと思います。
 例えば僕の場合は

 ・ステルスロックが使えないと無理(更に初手置きの頻度が高い)
 ・対面構築が致命的に下手
 ・受け回しは実力不足で安定行動を逃して負けそう
 ・身代わりメガゲンガー+HD残飯宿り木鋼(カグヤorナット)が好き*2*3
 ・数的有利よりも特定のポケモンで詰めることを重視しがち

という傾向がありました。

 必ずしもこの傾向に沿う必要は無いですが、この要素が加点or減点になるという情報はかなり大きいと思います。

 実際、次で書く構築経緯もこの前提を重視したものになっています。

 

構築経緯

 まず雑に身代わりゲンガーHDテッカグヤorナットレイ@残飯を採用。

 次にメガゲンガーが苦手とする対面系の構築に出せるメガ枠として、以前に鬼羽リザードン+HDテッカグヤに手応えを感じていたのもあり鬼羽リザードンを採用し、同時に鋼枠をテッカグヤにしました。HDカグヤは身代わりと守るが必須だと考えているのでこれも決定。
 なお以前使ったリザードンは腕白ニトチャドラクロでしたが、性格と技はまだ保留です。

 このHDカグヤ+鬼羽リザ+ゲンガーを構築の軸とすることしました。想定しているのはスタン系にはリザカグヤ、サイクル系にはゲンカグヤで対応する形です。

ポケモン 持ち物 性格 努力値 技1 技2 技3 技4
ゲンガー メガ石     身代わり      
テッカグヤ 残飯 D↑ HD 宿り木の種 身代わり 守る  
リザードン メガX   H252 鬼火 羽休め    

 ※赤字は新たに決まった要素

 次に「初手置きしやすいステロ枠」を決めることにしました。これはリザカグヤゲンガーの全員と相性が良いだけでなく、プレイの傾向の面からも必須枠だと考えています。
 とりあえず電気に強いステロ撒きということで、最も強力と思われるカバルドンに決定。型は初手投げから確実に行動することを意識してHDオボンにしました。

 これで対スタン系の基本選出としてカバリザカグヤが出来ました。

ポケモン 持ち物 性格 努力値 技1 技2 技3 技4
ゲンガー メガ石     身代わり      
テッカグヤ 残飯 D↑ HD 宿り木の種 身代わり 守る  
リザードン メガX   H252 鬼火 羽休め    
カバルドン オボン 慎重 HD 地震 ステロ あくび 飛ばし

 ここでカバリザカグヤ選出でリザードンをどのように場に出すかを考えると、
 ①カバルドンから展開する ②テッカグヤから引く
が主になります。Sを伸ばすメリットが薄いことと、大体ステロが撒かれていてステロ+積みの動きが行えることから、鬼羽リザは以前と同じ腕白ニトチャ型にしました。

 これに伴いテッカグヤの攻撃技がミミッキュ・挑発レヒレに強いヘビーボンバーに決定。

ポケモン 持ち物 性格 努力値 技1 技2 技3 技4
ゲンガー メガ石     身代わり      
テッカグヤ 残飯 慎重 HD 宿り木の種 身代わり 守る ヘビボン
リザードン メガX 腕白 Hbs 鬼火 羽休め ニトチャ ラク
カバルドン オボン 慎重 HD 地震 ステロ あくび 飛ばし

 ここでゲンガーの型なのですが、対スタンで常に鬼羽リザードンを出すのは無理があると考え、特にレヒレ入りのスタンにゲンガーを出すパターンを想定することにしました。つまりゲンガーは対受け性能を持ちつつ、スタン系統にもある程度強く出られる型になります。その候補は
 ①臆病CS(ヘド爆、霊技、身代わり@1) ②臆病HS(シャドボ、滅び、身代わり@1)
だったのですが、対レヒレ・ステロやあくびと合わせた時の抜き性能・数的有利を狙うのが苦手なことの3点から①を選択しました。

 そして①の型でも対受け・汎用性を考えると流石に催眠祟り目になりました。今の並びだとシャドボが無くて困る場面ほとんど無いはずです。

ポケモン 持ち物 性格 努力値 技1 技2 技3 技4
ゲンガー メガ石 臆病 CS 身代わり ヘド爆 祟り目 催眠術
テッカグヤ 残飯 慎重 HD 宿り木の種 身代わり 守る ヘビボン
リザードン メガX 腕白 Hbs 鬼火 羽休め ニトチャ ラク
カバルドン オボン 慎重 HD 地震 ステロ あくび 飛ばし

 ここからあと2枠を決めますが、まず見るからにレヒレを検討したくなると思います。
 ここまでで苦手とするカバ・ゲッコ(特に激流)・バシャ・ギャラ・ドラン、そして環境トップクラスの強さを持つマンダ入りに対して強く出られるということで、カプ・レヒレの採用は決定です。テッカグヤとの相性も良く、あらゆる点で噛み合っていると言っても過言ではないです。

 レヒレの型ですが、残飯が取られているので有利対面(特にカバ)を作った時に最も強いと考えている水Z型にしました。Sよりも耐久の方が価値が高いので配分はHCです。H振りで結構主要な攻撃を耐えられるようになります。*4

ポケモン 持ち物 性格 努力値 技1 技2 技3 技4
ゲンガー メガ石 臆病 CS 身代わり ヘド爆 祟り目 催眠術
テッカグヤ 残飯 慎重 HD 宿り木の種 身代わり 守る ヘビボン
リザードン メガX 腕白 Hbs 鬼火 羽休め ニトチャ ラク
カバルドン オボン 慎重 HD 地震 ステロ あくび 飛ばし
カプ・レヒレ 水Z 控え目 HC ドロポン ムンフォ    

 こうして見るとレヒレカグヤ+リザX+ゲンガー+地面で綺麗な並びになっていますね。

 水Zレヒレの基本は3ウェポン+瞑想だと思っていたのですが、最後はめざ炎か凍える風かで悩みました。めざ炎は対マンダナットドラン等のリザカグヤで辛い相手に強そうで、凍える風はミミッキュに強くなったりリザードンに繋げて展開したり出来そうです。
 昔頑張って控え目めざ炎レヒレを捕まえたので、ここは記念にめざ炎にしました。

ポケモン 持ち物 性格 努力値 技1 技2 技3 技4
ゲンガー メガ石 臆病 CS 身代わり ヘド爆 祟り目 催眠術
テッカグヤ 残飯 慎重 HD 宿り木の種 身代わり 守る ヘビボン
リザードン メガX 腕白 Hbs 鬼火 羽休め ニトチャ ラク
カバルドン オボン 慎重 HD 地震 ステロ あくび 飛ばし
カプ・レヒレ 水Z 控え目 HC ドロポン ムンフォ めざ炎 瞑想

 最後の枠はよく分からなかったので、適当に入れても強いとされるミミッキュにしました。明確な採用理由が無かったので型は汎用性が高い耐久振り剣舞ミミZです。(この枠は本当にミミッキュだったか定かでないですが確かそうだった気がします)

 これで一旦は構築の完成です。

初期版
ポケモン 持ち物 性格 努力値 技1 技2 技3 技4
ゲンガー メガ石 臆病 CS 身代わり ヘド爆 祟り目 催眠術
テッカグヤ 残飯 慎重 HD 宿り木の種 身代わり 守る ヘビボン
リザードン メガX 腕白 Hbs 鬼火 羽休め ニトチャ ラク
カバルドン オボン 慎重 HD 地震 ステロ あくび 飛ばし
カプ・レヒレ 水Z 控え目 HC ドロポン ムンフォ めざ炎 瞑想
ミミッキュ ミミZ 意地 Hab じゃれつく シャドー 影討ち 剣舞

 

 そして実際に使ってみましたが、レート1850くらいから伸び悩んでしまいました。
 振り返ると、主に次の3つの問題を見つけました。
 ・カバルドンが初手の水Zや挑発で動けない(特に挑発持ちを呼ぶと裏にも刺さり厳しい)
 ・ゲンカグヤで受けを崩しきれないことがある
 ・ミミッキュを出したい時が少ない

 これらを解決するするための変更点は分かりやすく2つです。
 ・カバルドンを他のステロ役に変える
 ・ミミッキュを変える(特に対受け回し想定)

 まずステロ枠ですが、ここで今一度「どのような時にステロ枠を出していたか」を整理することにしました。
 結論から書くと、ステロを撒くと明確に誰かが通りそうな時以外は、対リザードンと対襷がいそうな構築でほぼ初手選出して戦おうしていることに気付きました。これは相手のリザードンメガシンカ先や、裏から出てくるポケモンが襷を持っているかなどの択を避けながら誰かを通しやすくなるためです。

 そしてリザードンや襷入りの構築はスタン系に分類して良いと思います。よって、リザカグヤと相性が良くて電気に強いだけでなく「挑発を呼ばずリザードンゲッコウガに強い」ことも条件としてステロ枠を探したところ、ボックスにいたDSヤチェガブが見つかりました。

ポケモン 持ち物 性格 努力値 技1 技2 技3 技4
ゲンガー メガ石 臆病 CS 身代わり ヘド爆 祟り目 催眠術
テッカグヤ 残飯 慎重 HD 宿り木の種 身代わり 守る ヘビボン
リザードン メガX 腕白 Hbs 鬼火 羽休め ニトチャ ラク
ガブリアス ヤチェ 陽気 hdS 地震 岩石封じ ステロ 吠える
カプ・レヒレ 水Z 控え目 HC ドロポン ムンフォ めざ炎 瞑想
             

 最後に6匹目ですが、ここはゲンカグヤと一緒に出して受け回しに勝つ為の枠になります。ここは臆病電磁波ミミッキュになったのですが、たしか理由は

 ・受けポケモン以外への汎用性(受けに入っている攻め枠含む)
 ・見た目の強さ、圧
 ・ゲンガーと合わせての崩し性能
 ・カバ→ガブの変更に伴う起点作成枠の強化
辺りだったと思います。疑問枠です。

完成版
ポケモン 持ち物 性格 努力値 技1 技2 技3 技4
ゲンガー メガ石 臆病 CS 身代わり ヘド爆 祟り目 催眠術
テッカグヤ 残飯 慎重 HD 宿り木の種 身代わり 守る ヘビボン
リザードン メガX 腕白 Hbs 鬼火 羽休め ニトチャ ラク
ガブリアス ヤチェ 陽気 hdS 地震 岩石封じ ステロ 吠える
カプ・レヒレ 水Z 控え目 HC ドロポン ムンフォ めざ炎 瞑想
ミミッキュ バンジ 臆病 bdS 呪い 電磁波 身代わり 痛み分け

 f:id:Level_Eater:20190512123414p:plain (TNはカントーのジムリーダーから拝借)

 ガブリザミミを上に置いたら結構対面構築っぽく見えませんかね?ちょっと無理がありますか。

構築要点

〇自分の好みや傾向に沿った構築にする
 ・「プレイの傾向」を参照

〇単体性能を保ちつつ、構築内で強いシナジーを生む
 ・補助技+身代わり、ニトチャの積みの動き
 ・相性補完や数値に優れたサイクルの動きなど

〇環境に合わせた構築
 ・鬼羽リザードンの刺さりが良すぎる
 ・特殊でカグヤを崩そうとする相手が多くHDカグヤで詰ませやすい
 ・レヒレカグヤがゲッコウガボーマンダに強め

〇想定外の型で意表を突ける
 ・HDカグヤ、腕白リザ、ヤチェガブの意表の耐久
 ・変なミミッキュ、レヒレのめざ炎

 

その他メモ

S14の記事と一緒にご覧ください。

テッカグヤ

 204-122-124-*-165-84

 あまり見ないほぼHD特化のカグヤ。HBは有利な相手を完全に受けきるのに対して、HDは広く浅く攻撃を耐えてやどみがに持ち込みやすいといったイメージがあります。
 加えてHDカグヤは等倍特殊での処理を狙っていた相手を詰ませられることが多いです。うまくDブーストさせられたらもう圧倒的な耐久です。

 反面Bが薄めですが、タイプや周りのサポートのおかげでやどみがは決まりやすいです。

 とにかくHDカグヤが使っていて一番強く、7世代最強はこいつだと思っています(実際はボーマンダゲッコウガでしょうか)。

 

リザードン

 185-159-161-*-106-128(メガ後)

 なぜかと言われたら困るのですが非常に通りが良かったです。

 鬼火は命中不安ですが、多発した「当てれば勝ち」の状況の85%で勝てるので強かったです。
 そんな中でも可能なら鬼火外しをケアしたいので、腕白リザをニトチャで展開させ、上から鬼火を打てる状況と1回外しても大丈夫な耐久値を両立させています。
 あとはシンプルに上からドラクロを打つと色々倒せます。特に相手のリザードン(ステロ込み)やアーゴヨンを一方的に倒せるのは偉いです。

 ちなみにですが、プレイや構築で最初から85%に頼るのもアリな気はします。難しいことを考えて結局85%よりも勝率が低くなっては本末転倒なので。

 

ガブリアス

 199-151-116-*-121-169

 S14はヤチェガブがマイナーでした(ヤチェ率9.52%)が、知られてしまったら弱体化してそうです。

 ゲッコウガの冷B+手裏剣ほぼ耐えとしてはいますが、実戦では
 ・冷凍ビームの急所を回避して(95.8%)
 ・冷凍ビームの氷&行動不能を回避して(92.5%)
 ・岩石封じを当てて(95%)
 ・運要素の多い水手裏剣を耐える(?%)
ことが必要で、ここまで重なると怪しいという噂があります。ただヤチェが活きるのはこれだけではないですし、ゲッコウガに高確率で岩封+ステロが出来るのは間違いないので良い型ではあります。
 初手で起点を作るだけでなくサイクルパーツにもなったり、中々便利なポケモンでした。

 毒々を採用する発想は当時全くありませんでした。浅慮。ただ構築全体で身代わりに弱いので、後投げから交代させられる吠えるでいいかなと思います。毒を試してないので分かりませんが。
 地震を切って毒にするのは流石になしです。この構築のヤチェガブは初手で起点作って切るだけではないので。

 Youtubeガブリアスの歴史解説みたいな動画で7世代のヤチェガブに触れてないのはエアプ。
 今はポケモンwikiにヤチェガブの記述が無いので、コピペ投稿者は触れられないんだろうなと。

 

ミミッキュ

 131-85-112-*-145-162

 疑問枠。ここは露骨な崩し枠(特にグライオン入りへの崩し)にしても良かった気はします。
 ミミッキュとして見ると、この構築が数的有利より特定のポケモンを通すことを重視しているので普通のZミミなどはあまり合わないかと思います。が、相性が微妙でも単体性能が高すぎて強いという話もあります。

 型がバレたこのミミッキュって絶対弱いと思うんですよね・・・(わせポケの大会で初手アグノム対面で挑発を押されて予選全勝を逃した)*5

 

ゲンガー

 135-63-101-222-115-200(メガ後)

 単体では微妙ですが、状態異常や宿り木と組ませた身代わりゲンガーは本当に強いと思ってます。

 状態や宿り木+影踏み+身代わりの嵌め・崩し性能を高く買っているのですが、実は対ポリグライでは成立しません。身代わりカグヤで対策したつもりでしたがこれも無理でした。
 テッカグヤサイクルでは対グライオンは割り切って良いかもと思います。対グライオンの勝率のために他の構築への勝率が下がり、トータルの勝率が下がっては意味が無いので僕は諦めました。

 催眠術は回数を稼げる時か本当に無理な時に打つのですが、試行回数を稼いでの"崩し要素"と無理な状況をいい確率でひっくり返し得る"逆転要素"を兼ね備える技が弱いわけがないです。
 一般的な印象が良くない点がネックですが、僕は勝率上昇の方が大事だと考えました。

 

カプ・レヒレ

 175-77-136-160-151-108

 (リザ)レヒレカグヤの並びは有名なのにこのレヒレは補完枠で選出が少ないです。選出してもサイクル下で使う場面は多くはないので、いわゆるレヒレカグヤとは性質が異なります(レヒレなので普通にサイクルすることもある。そのためのH振り)。

 一般的なリザレヒレカグヤと見た目は同じのに中身がかなり違うのって面白いなと個人的には思いますし、そう思ったという声もちらほら見かけました。

 

 

 とりあえず以上です。書きたいことが増えたら気まぐれで追記・修正していくかもしれません。

 

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*1:それまでの最高レートはSM期の1955

*2:とは言えカグヤとナットで構築傾向は大きく変わる。ナット入りはかなりサイクル寄り

*3:過去最高レート1955を達成した時は身代わりメガゲンガー+HD残飯ナット

*4:CS水Zレヒレだと当時流行っていたヒトムレヒレグロスに強く出られるらしい(後から知った)が、そのような並びにはカバリザカグヤ選出で良い

*5:記事読んでて型全部知ってたらしい